『ミニオンズフィーバー』キャラ別感想。今日はスチュアートについて徒然と。


スチュアートは『ミニオンズフィーバー』で株がさらに上がったキャラです。マイペースな性格も相変わらずでしたが、ケビンやボブに負けず劣らずグルー愛を持っていることや、感情を素直に表してむーっと怒ったりする熱い面があったり、ボブの面倒を見ているお兄ちゃんぶりも披露してくれてました。


管理人的にスチュアート関連で特にお気に入りのシーン
・グルーお迎えシーン
・グルーと放課後遊び
・ビデオメッセージを見ている最中、たびたびボブをたしなめる
・グルーのベッドに飛びのって一緒に寝る
・グルーについてきたいのかと聞かれて「ヤー」とかっこつけて答える
・グルーの家に押しかけたときに両腕を組んでかっこつけて肩をすくめてみせる
・かくれんぼしようと言われてはしゃぐオットーを見て肩をすくめる
・はっきりしないオットーにキレてつかみかかったり、バットを持ってきて殴ろうとする
・少年にスケボーをけしかけて意地悪する
・トランクを蹴り飛ばしてケビンの足場を作る
・飛行機を歌いながら操縦する
・ワイルド・ナックルズの子分から逃げるとき、ボブを引っ張って引き上げる
・マスター・チャウにカンフーを教えてくれとかっこつけながら「ん?ん?」と頼む
・マネキン相手に戦いを挑むも返り討ちにされる
・特訓中にラジカセをつけてふざける
・特訓中にアザラシ?にバナナをあげるふりをして意地悪するが別のアザラシにバナナをとられる
・グルーを磔にしたベル・ボトムを睨む
・野性に目覚めてヌン・チャックを蹴り飛ばして、ひよこミニオンを助ける
・連行されるワイルド・ナックルズをグルーたちと見送りながら、悲しそうに首をふる
・ワイルド・ナックルズの葬式でオットーの歌に合わせて演奏する

特に好きってシーンをあげました。


スチュアートはニヒルなかっこつけを忘れないキャラクターなので、グルーに対する愛情はケビンやボブみたいにわかりやすく表さないのですが、冒頭のお迎えシーンでは、登場時はかっこつけてますが、ケビンたちとグルーにまとわりついたりしてます。

グルーの服のすそを引っ張ってはしゃいでいるのが可愛いです。グルーの影に隠れて表情があまり見えないですが、もしかしたらケビンやボブと同じように唇を尖らせてキスをねだっていたのかもしれません。

その後の放課後遊びでは、ノリノリで遊んでいる様子が微笑ましかったです。もぐら叩きで「ベロー」と手を振りながら穴から顔を出しているシーンがお気に入り。
また、スチュアートはグルーと同じ表情をしていることが多いんですね(特に相手に悪戯をしかけるシーン)。3人の中で性格的にグルーに一番近いのはスチュアートだとみました。実際、『ミニオンズ』の紹介動画でも、スチュアートは【10代の悪ガキ】と解説されていました。

この動画の30秒からスチュアートについてのスタッフのコメントが見れます。




普段は半目でかっこつけを忘れないスチュアートですが、オットー尋問シーンでちょっと違う彼が見れたのもうれしかったです。
オットー尋問シーンでのスチュアートは、ぱっちりおめめで、はっきりしないオットーにむーっとした顔を向けていて、ついにはつかみかかって責めていました。ケビンにいったんは止められるものの、今度はバットをもってきて殴ろうと振り上げてました。
スチュアートはここまではっきりと怒りを表した場面ってないのではないでしょうか。スチュアートも熱い一面を秘めていて、グルー大好きなのが改めて伝わってきました。
…とは言うものの、ワイルド・ナックルズの子分を見てビビッて帰ろうとしたので、基本的にいいかげんな性格は変わりないようですね(^^;)。


要所要所でケビンのナイスアシストをしていたのもいい感じでした。
電話をとろうとするケビンをボブと一緒に持ち上げたり、空港でトランクを蹴り飛ばしてケビンの足場を作ったり、ワイルド・ナックルズの屋敷の壁に上ろうとするケビンの足場を作ったり、見事なサポートぶりでした。
誕生日会の少年の家を訪問した時は、ケビンの怒りを代弁するかのように、スケボーを蹴り飛ばして少年の髪型を天井のプロペラで情けない髪型にカットさせるなど、意地悪をしていたシーンも印象的でした。床に落ちた少年を見て、へっと笑って身を翻したスチュアートがなんともいえません(^^;)。少年はとんだとばっちり(オットーに頼まれてペット・ロックとゾディアック・ストーンを交換しただけ)でかわいそうなんですが、笑えたりもした場面でした(苦笑)。


また、今回はスチュアートがボブの面倒を見ている場面も多かったです。ケビンがグルーにつききりになることが多くなったので、俺が面倒を見ないと…と思ったんでしょうか。
ビデオメッセージではしゃぐボブをたしなめたり、グルーを追う途中にボブを引っ張って引き寄せたり、いたるところでお兄ちゃんぶりを見せていていい感じでした。
『ジュラシック・ワールド』のコラボ動画でボブとスチュアートが2人で出ていたのは、こういったことの布石でもあったんでしょうか。

恐竜にビビッて後ろに隠れたスチュアートが、ボブに「こっちに来い」とばかりに手招きしてたのもよかったです。




また、スチュアートは痛い目に合う場面が多かったです。前作『ミニオンズ』よりも格段に多くなってます(苦笑)。自業自得な場面もあるんですが、たいていは理不尽に痛い目に合うので、そういう目にあうのがお約束になってるんでしょうか。
この動画でも5分18秒あたりで、逃亡中に自転車から投げ出されて車にぶつかる…というさりげなく痛い目に合ってます(^^;)。

他にもいろんな場面で痛い目に合ってるのですが、かわいそうだけど可愛くも面白くも感じます。


マスター・チャウの修行中でも、スチュアートはたびたび痛い目に合っています。まずはマネキン相手にボコボコにされてました。

この後も、特訓中にラジカセをつけてふざけているところをマスター・チャウに叩かれてました。それでも懲りずに音楽をつけて悪ノリして、マスター・チャウに再度叩かれてるのがなんともいえません。


そして森の修行の場面では、マスター・チャウに蹴りを食らってました。

マスター・チャウの蹴りに思い切り吹っ飛ばされるスチュアートの顔がなんとも…。あの吹っ飛ばされ方は、『ミニオンズ』でケビンに殴られて吹っ飛ばされたスカーレットのあのシーンのオマージュにも見えました。


そして最終決戦では、新種のミニオン(ひよこミニオン)を生み出します。

これはいろんな意味で衝撃的でした。…食べ物を粗末にしちゃいけません(卵を投げつけるシーン)というツッコミはしないでおきましょう(苦笑)。


ワイルド・ナックルズをグルーが見送るシーンでは、スチュアートがうつむいて首を振っているのが、彼なりの悲しみをうまく表現していましたね。直接的な面識はなかったけど、グルーを助けるために一緒に戦ったので、やっぱり思うところがあったんでしょう。


そしてスチュアートの最後の見せ場ともいえるのが、ワイルド・ナックルズの葬式でオットーの歌に合わせて伴奏するシーン。オットーと目配せしながら演奏する姿はお見事でした。
ケビンほどではないにせよ、スチュアートもオットーを冷ややかな目で見ていたので、普段はあまりよく思ってなくても、こういった趣味の分野では気があいそうですね。


ボブの面倒をみたり、さりげなくグルー愛を見せたり、ケビンのナイスアシストをしたり、前作以上に痛い目に合うことでたくさんの笑いを提供してくれたり、様々な活躍を見せて物語を盛り上げていました。

結論:
スチュアート最高






最後に。
公式ツイッターで公開されたこの衣装が可愛いのですが、劇中スチュアートのこの姿が見れなかったのが残念です。

今後、ミニ・ムービーや短編映画やミニ動画でこのスチュアートを見たいです。