今日はヴィシャス・シックス(ワイルド・ナックルズを除いた5人)について徒然と感想を書いてます。


他の記事にもリンクしていますが、Illuminationの公式チャンネルで、前半のヴィシャス・シックスの面接~逃亡劇が見れる動画が配信されています。


序盤のアジアのシーンでは、ベル・ボトムたちが戦う場面はなかったので、各能力は不明でしたが、今回はヴィシャス・シックス各メンバーの能力や攻撃方法等がわかるようになっています。




■ベル・ボトム
今作のキーマンの1人。序盤にワイルド・ナックルズからゾディアック・ストーンを奪い、「あたしら悪党、そんなもの(忠誠心)あるかって」と平然と言うなど、美人ですがかなり辛らつです。


面接ではグルーをバカにしたり、高圧的な態度も強烈でした。そんなベル・ボトムの武器は腰に巻いたチェーンベルト。ロープのように投げつけて標的を捕まえる武器で、毎回グルーをピンチにしていることから(二度目はグルーをまんまと捕獲)、驚異的な武器で、「あたしに任せな」とチェーンベルトを自在に操る姿はさすが新リーダーといったところでした。

「(私たちからゾディアック・ストーンを盗んだ)報いはきっちり受けてもらう」と、グルーを時計台に磔にする場面はえぐかったです。

時間が進むごとに体を引っ張られる痛みに苦しむグルーの姿が…。

ちなみに『ミニオンズ』で、スカーレットがボブとスチュアートを爆弾で殺そうとした場面もひどかったです。あのときのスカーレットは、ボブからティムを取り上げたあげく、「ボブにバイバイして、バイバ~イ」とティムをひらひらさせて見せつけるなど、ボブに精神的なショックも与えていました(あのときのボブの目を見開いた表情が忘れられません)。

スカーレットもひどかったですが、ベル・ボトムは別の意味でひどかったです。どちらも子供にも情け容赦なしなのは、さすがトップクラスの悪党と言えますが…。

ゾディアック・ストーンの力を取り込み、「ハッピーニューイヤー!(吹替では「新年おめでとう!」)」叫んで、龍に変わる場面は迫力満点でした。
戦いも龍ならではの長い体を生かして、ワイルド・ナックルズやケビンたちを翻弄して、ラスボスにふさわしい強さを見せつけていました。
最後はゾディアック・ストーンの力でネズミに変えられて、まさに因果応報な報いを受けましたが、強さから負けっぷりも含めて、悪役冥利につきる見事なキャラクターだと思いました。主人公が引き立つのは、やられる悪役の存在あってのことなので…。






■ストロング・ホールド
巨漢の大男で筋肉隆々のマッスルパワーおじさん。

両腕によるふりおろしで橋を破壊したり、車を軽々と持ち上げてぶん投げるシーンで、パワータイプならではの強さをアピールしてくれました。
パンフレットに【(巨大な鉄のこぶしのせいで)水が入ったグラスがつかめないなど、日常生活に支障が出ている】と書かれていましたが、それに関しては詳しく描かれなかったですね。DVDやBlu-rayの特典映像(スタッフの解説)で語られるであろうヴィシャス・シックス関連のコメント内で語られるんでしょうか…。






■スベンジャンス
ローラースケートおじさん。粗暴そうなストロング・ホールドとは対照的に、笑い方もどこか品があって、ふさふさの金髪といい、『怪盗グルーのミニオン大脱走』に出てきたドルーを連想します(ドルーよりも年下っぽいですが)。

追跡シーンで、ローラースケートを使った素早く巧みな動きとケビンが倒したゴミ箱を颯爽と飛び越えて追いかけるのはすごかったです。直後の、グルーの機転による扉にぶつかるシーンは笑いを誘い、悪役として見事な見せ場と活躍を見せていました。
ただグルーの家襲撃シーンでも、ワイルド・ナックルズの屋敷襲撃シーンでも、ジャン・クロードの活躍が目立っていて、今一つ影が薄い気がしましたが、物語を盛り上げる縁の下の力持ち的存在(ただし悪役)なんでしょう。





■ジャン・クロード
手のロブスターのツメが特徴のロブスターおじさん。粗暴なストロング・ホールドとどこか品を感じるスベンジャンスと並ぶ男性陣の1人ですが、普通っぽい印象です。

グルーをプチ大人だと勘違いしたり、5人の中では一番憎めない悪役でした。指をくわえる癖があって、ベル・ボトムの嘲笑(グルーに「休み時間に指をしゃぶれ」と言う嘲り)に素直に笑えず、苦笑しているところがなんともいえませんでした。ベル・ボトムの尻に敷かれてそうな感じもひしひしと…。
ただ、ヴィシャス・シックスの一員であることからまったくの無能ではなくて、グルーの家を襲撃した時は自分が乗るメカの巨大なツメで天井に穴を空けて力づくで外したり、ワイルド・ナックルズの屋敷を襲撃した時は巨大なツメを駆使して派手に破壊する等、ヴィシャス・シックスの中ではベル・ボトムに次ぐ活躍をしていました。
最終決戦でも、磔にされたグルーを助けようとしたオットーに気づいて、オットーをツメで捕まえたり、ナイスアシスト?な活躍をしていたと思います。





■ヌン・チャック
ヴィシャス・シックスの女性陣の1人。「ハレルヤ」が口癖の謎のシスターでした。

同じ女性悪役のベル・ボトムの影にかくれがちですが、インパクト強いキャラでした。いわゆる不思議キャラ。慎ましい修道女に見えても、ワイルド・ナックルズを「あんたは利用されただけ」と嘲笑したり、グルーを「悪魔の子め」と叫んで追いかけたり、グルーの母を縛り上げたり、やっぱり悪女なんですね。ゾディアック・ストーンの力を取り込んで、蛇の姿に変わる場面は迫力満点でした。
ちなみにヌン・チャックの乗るメカは、ベル・ボトムのメカと同じく空を飛ぶようですが、どんな攻撃ができるのかは描かれなかったような…。




今回の悪役は5人で、やはりリーダーのベル・ボトムが目立っていましたが、他の面々も多かれ少なかれしっかり見せ場を発揮していて、最後のやられっぷりもまさにお見事!でした。前作のスカーレットはまた違う、悪役冥利につきるスーパー悪党だったと思います。





最後に。
ヴィシャス・シックスは彼らをイメージしたスニーカーも出ていたんですね。

【国内10月1日発売予定】ミニオンズ × リーボック クラシック インスタポンプ フューリー MU "ビシャス シックス" (FY9092) - スニーカーウォーズ



よくよく考えてみれば、ヴィシャス・シックスはメカも秀逸で、コラボや立体化にも向いてるのかもしれないです。ただ搭乗メカはともかくキャラフィギュアはベル・ボトムをはじめみんなオッサンオバチャンなので、アキバ系オタク向けではないかなあと…(苦笑)。