今後のシリーズ展開について思うことを徒然と。
『ミニオンズフィーバー』では過去に登場したキャラも何人か登場します。
・ネファリオ博士
・パーキンス
・ベクター(写真のみの登場)
・サイラス
ただ当時のパンフレットに掲載された設定を見ると、???と思う矛盾が見られます。




まずミニオンの設定はまったく違っています。『怪盗グルーの月泥棒』と『怪盗グルーのミニオン危機一発』のパンフレットによると、ミニオンはネファリオ博士が作った生物という設定でした。
しかし、『ミニオンズ』からは一転して、大昔から生きていた生物に設定変更されました。
『ミニオンズフィーバー』で登場したネファリオ博士の設定もかなりの変更が見られました。参考までに『怪盗グルーの月泥棒』パンフレットのキャラクター紹介を掲載。


【およそ150歳】と書かれていて、これだと『ミニオンズフィーバー』に登場したときの年齢は100歳くらいのはずですが、実際に登場したネファリオ博士は20代~30代くらいでした。
ベクターの年齢も変更があったと思われます。『ミニオンズフィーバー』で登場したパーキンスが見せた写真に写っていたベクターはグルーと同じ年くらいの子供でした。グルーとベクターが同年代だった場合、『怪盗グルーの月泥棒』でグルーがはげているのに対して、ベクターの外見が若く見えたのは、かなりの若作りか、カツラなのか…とか色々考えてしまいます。てっきり20代くらいのニート(お坊ちゃんなので働く必要なしだった)だと思っていたので。
また、『ミニオンズフィーバー』ではグルーの名前は【グルー】です。グルーの母親もグルーのことを【グルー】と呼んでいました。
『怪盗グルーのミニオン大脱走』ではグルーのフルネームは【フェロニアス・グルー】で、母親は【マレーナ・グルー】であり、【グルーは名前ではなく苗字】という後付け設定がつけられましたが、何故か誰も【フェロニアス】の名前で呼ぶことはありませんでした。スタッフクレジットやたいていの誌面でも名前は【グルー(GRU)】のままです。
キャストクレジットや吹替版キャストで、グルーの母親が【マレーナ・グルー】ではなく、【Gru's Mom】や【グルー母】とクレジットされていたことも、それが関係しているのかもしれません。
『怪盗グルーのミニオン大脱走』で、グルーのフルネームは【フェロニアス・グルー】にしたのは、ドルーを新主人公にしたいドルーゴリ推し脚本家の意図でしょうが(ドルーは「ドルー・グルー」って名前なんだし、ドルーが怪盗グルーを名乗って新主人公になってもいいじゃん!って下心)、グルーの母親が息子を苗字で呼ばないだろうし、グルーの名前はあくまでグルーで、苗字ではなく名前だと思っていいでしょう。
色々考えれば考えるほど、ややこしくなります。
結論:気にしない
元々設定が変わりまくっているシリーズなので、あったりなかったりしても、気にしないで見ることにしましょう。
設定は生きているものであり、シリーズが続くにつれて変わっていくのは、多くの作品で見られています。
『怪盗グルー』『ミニオンズ』シリーズでも、『怪盗グルーの月泥棒』から変わりまくってるので、もう気にせず現在のまま突っ走ってください。
『怪盗グルー』シリーズと『ミニオンズ』シリーズは別作品扱いにするか(パラレルワールド)、『ミニオンズ』シリーズ1本に統合して、今後の新作は全部『ミニオンズ』シリーズにするとか…。
ミニオンズシリーズならボブとティムが登場するので、全世界数百万人のボブ&ティムファン大喜びだし、グッズ売り上げにも貢献しますから(笑)。はっきり言って、『怪盗グルー』シリーズのボブのポジションに該当するアグネスでは完全に役不足で、可愛いけどロリコン受けするキャラでもなく(そもそも、そういう類のアニメ映画でもない)、ファンの大半はミニオンの活躍を求めているので納得しないでしょう(苦笑)。
『怪盗グルー』シリーズに関しては、『怪盗グルーのミニオン大脱走』みたいに、グルー貶めや既存キャラの粗末な扱い、露骨なドルーゴリ推しがまた繰り返されるなら、もう打ち止めでいいんじゃないかと思います。
『ミニオンズフィーバー』でグルーとミニオンたちの絆を見せつけられると、なおさら『怪盗グルーのミニオン大脱走』の展開やエンディング(基本的にボスに従順なミニオンたちの反抗的な言動やあっさりグルーを見切ってドルーに乗り換えて出ていく様子)はありえないので。
グルー貶めやルーシー最低キャラ化もすごくひどかったですが、サイラスもネファリオ博士も長年頑張ってきたのにあの扱い(サイラスは罵倒されながら追い出されて、ネファリオ博士は冷凍状態になって置物扱い)はあまりにもひどすぎて、『ミニオンズフィーバー』での彼らの活躍を見てしまうと、改めてとても悲しくなりました。シリーズを支えてきた脇役に対する敬意がないというか、退場させるにしても、もっと別の描き方があったと思うのです。相手を罵倒したり、一方的な暴力行為をしたり(しかも「勘違いでした、ごめんテヘペロ」程度で済ました)、貼り紙を貼って蹴るいじめみたいなことをしたり、脚本家の描き方やギャグのセンスに問題あったのかもしれないですが、『怪盗グルーのミニオン大脱走』に関しては、一から作り直すか、なかったことにしてほしい自分がここにいます(苦)。
それに『怪盗グルー』だとミニオンの出番は少ない(人間パートの合間にミニオンたちのおふざけシーンが入る程度)なので、もうミニオン人気がここまで来た以上、ミニオンメインで作っていくのがいいんじゃないかなあと。
ドルーを出したいなら、ただのそっくりさん設定にして、ドルーの家の財宝を盗もうとしたグルーとドルーが出会って、グルーは財宝を盗むついでにドルーを助けるとか…。
ドルーは何不自由ない大富豪の坊ちゃんだけど甘ったれたウザキャラな設定も、自分そっくりなグルーに影響されて自分がしっかりしないといけないと奮起する…とか、遺産や親戚トラブル(お家騒動)に絡めれば、いい感じに描くことができると思うのですが…。グルーみたいな自由な怪盗に憧れるけど、ドルーは自分はやっぱり平凡な道(実業家や経営者の道)が向いているとわかって家業を継ぐことを決意するとか。
新作に対して願うことは、『怪盗グルーのミニオン大脱走』のエンディングやスタッフロールアニメみたいな「ドルーはグルーよりすっごいんだZEEE」「これからはドルーが怪盗グルーシリーズの主人公だぜ、よろしく!」はドルーゴリ推しや既存キャラ貶めは絶対やめてほしいです。観てて苦痛や不快を感じたくないので(苦)。
『ミニオンズフィーバー』では過去に登場したキャラも何人か登場します。
・ネファリオ博士
・パーキンス
・ベクター(写真のみの登場)
・サイラス
ただ当時のパンフレットに掲載された設定を見ると、???と思う矛盾が見られます。




まずミニオンの設定はまったく違っています。『怪盗グルーの月泥棒』と『怪盗グルーのミニオン危機一発』のパンフレットによると、ミニオンはネファリオ博士が作った生物という設定でした。
しかし、『ミニオンズ』からは一転して、大昔から生きていた生物に設定変更されました。
『ミニオンズフィーバー』で登場したネファリオ博士の設定もかなりの変更が見られました。参考までに『怪盗グルーの月泥棒』パンフレットのキャラクター紹介を掲載。


【およそ150歳】と書かれていて、これだと『ミニオンズフィーバー』に登場したときの年齢は100歳くらいのはずですが、実際に登場したネファリオ博士は20代~30代くらいでした。
ベクターの年齢も変更があったと思われます。『ミニオンズフィーバー』で登場したパーキンスが見せた写真に写っていたベクターはグルーと同じ年くらいの子供でした。グルーとベクターが同年代だった場合、『怪盗グルーの月泥棒』でグルーがはげているのに対して、ベクターの外見が若く見えたのは、かなりの若作りか、カツラなのか…とか色々考えてしまいます。てっきり20代くらいのニート(お坊ちゃんなので働く必要なしだった)だと思っていたので。
また、『ミニオンズフィーバー』ではグルーの名前は【グルー】です。グルーの母親もグルーのことを【グルー】と呼んでいました。
『怪盗グルーのミニオン大脱走』ではグルーのフルネームは【フェロニアス・グルー】で、母親は【マレーナ・グルー】であり、【グルーは名前ではなく苗字】という後付け設定がつけられましたが、何故か誰も【フェロニアス】の名前で呼ぶことはありませんでした。スタッフクレジットやたいていの誌面でも名前は【グルー(GRU)】のままです。
キャストクレジットや吹替版キャストで、グルーの母親が【マレーナ・グルー】ではなく、【Gru's Mom】や【グルー母】とクレジットされていたことも、それが関係しているのかもしれません。
『怪盗グルーのミニオン大脱走』で、グルーのフルネームは【フェロニアス・グルー】にしたのは、ドルーを新主人公にしたいドルーゴリ推し脚本家の意図でしょうが(ドルーは「ドルー・グルー」って名前なんだし、ドルーが怪盗グルーを名乗って新主人公になってもいいじゃん!って下心)、グルーの母親が息子を苗字で呼ばないだろうし、グルーの名前はあくまでグルーで、苗字ではなく名前だと思っていいでしょう。
色々考えれば考えるほど、ややこしくなります。
結論:気にしない
元々設定が変わりまくっているシリーズなので、あったりなかったりしても、気にしないで見ることにしましょう。
設定は生きているものであり、シリーズが続くにつれて変わっていくのは、多くの作品で見られています。
『怪盗グルー』『ミニオンズ』シリーズでも、『怪盗グルーの月泥棒』から変わりまくってるので、もう気にせず現在のまま突っ走ってください。
『怪盗グルー』シリーズと『ミニオンズ』シリーズは別作品扱いにするか(パラレルワールド)、『ミニオンズ』シリーズ1本に統合して、今後の新作は全部『ミニオンズ』シリーズにするとか…。
ミニオンズシリーズならボブとティムが登場するので、全世界数百万人のボブ&ティムファン大喜びだし、グッズ売り上げにも貢献しますから(笑)。はっきり言って、『怪盗グルー』シリーズのボブのポジションに該当するアグネスでは完全に役不足で、可愛いけどロリコン受けするキャラでもなく(そもそも、そういう類のアニメ映画でもない)、ファンの大半はミニオンの活躍を求めているので納得しないでしょう(苦笑)。
『怪盗グルー』シリーズに関しては、『怪盗グルーのミニオン大脱走』みたいに、グルー貶めや既存キャラの粗末な扱い、露骨なドルーゴリ推しがまた繰り返されるなら、もう打ち止めでいいんじゃないかと思います。
『ミニオンズフィーバー』でグルーとミニオンたちの絆を見せつけられると、なおさら『怪盗グルーのミニオン大脱走』の展開やエンディング(基本的にボスに従順なミニオンたちの反抗的な言動やあっさりグルーを見切ってドルーに乗り換えて出ていく様子)はありえないので。
グルー貶めやルーシー最低キャラ化もすごくひどかったですが、サイラスもネファリオ博士も長年頑張ってきたのにあの扱い(サイラスは罵倒されながら追い出されて、ネファリオ博士は冷凍状態になって置物扱い)はあまりにもひどすぎて、『ミニオンズフィーバー』での彼らの活躍を見てしまうと、改めてとても悲しくなりました。シリーズを支えてきた脇役に対する敬意がないというか、退場させるにしても、もっと別の描き方があったと思うのです。相手を罵倒したり、一方的な暴力行為をしたり(しかも「勘違いでした、ごめんテヘペロ」程度で済ました)、貼り紙を貼って蹴るいじめみたいなことをしたり、脚本家の描き方やギャグのセンスに問題あったのかもしれないですが、『怪盗グルーのミニオン大脱走』に関しては、一から作り直すか、なかったことにしてほしい自分がここにいます(苦)。
それに『怪盗グルー』だとミニオンの出番は少ない(人間パートの合間にミニオンたちのおふざけシーンが入る程度)なので、もうミニオン人気がここまで来た以上、ミニオンメインで作っていくのがいいんじゃないかなあと。
ドルーを出したいなら、ただのそっくりさん設定にして、ドルーの家の財宝を盗もうとしたグルーとドルーが出会って、グルーは財宝を盗むついでにドルーを助けるとか…。
ドルーは何不自由ない大富豪の坊ちゃんだけど甘ったれたウザキャラな設定も、自分そっくりなグルーに影響されて自分がしっかりしないといけないと奮起する…とか、遺産や親戚トラブル(お家騒動)に絡めれば、いい感じに描くことができると思うのですが…。グルーみたいな自由な怪盗に憧れるけど、ドルーは自分はやっぱり平凡な道(実業家や経営者の道)が向いているとわかって家業を継ぐことを決意するとか。
新作に対して願うことは、『怪盗グルーのミニオン大脱走』のエンディングやスタッフロールアニメみたいな「ドルーはグルーよりすっごいんだZEEE」「これからはドルーが怪盗グルーシリーズの主人公だぜ、よろしく!」はドルーゴリ推しや既存キャラ貶めは絶対やめてほしいです。観てて苦痛や不快を感じたくないので(苦)。