『ミニオンズフィーバー』を観にいったときに買った絵本「ミニオンズフィーバー 大あばれ 空のたび！」についての感想をつれづれと。
映画のストーリーを全部描いた絵本でありません。グルー誘拐～カンフーを習ったところまでが描かれています。
ケビン、スチュアート、ボブが地下基地で、グルーが何者かに連れ去らわれてしまったことに色々悩んでいる場面から始まります。
とりあえず内容を羅列すると
・地下基地で悩み中
・ワイルド・ナックルズからの電話を受ける
・空港に行く
・スーツケースを盗んでパイロットに変装して飛行機に乗り込む
・サンフランシスコに到着して、ワイルド・ナックルズの家に着いたものの。子分たちに追いかけられる
・マスター・チャウに助けてもらう
・マスター・チャウからカンフーを教わって、カンフーの立派な使い手になった
…これでおしまいです。
しかも最後のページは
「もうとっくんのおかげで、ミニオンたちはカンフーのりっぱな使い手になった。これなら、ワイルド・ナックルズからグルーをすくうことができるかも、……ね！」
です。
まさに「俺たちの戦いはこれからだ！」な某週刊少年漫画雑誌の打ち切り漫画のような結末ですね（＾＾；）。なんとも中途半端な結末でした。
ちなみに登場するミニオンはケビンとスチュアートとボブだけです。オットーは出てきません。
話的には本当に中途半端なんですが、絵はとても可愛いので、絵を楽しみたい人は必見です。
最後のページの「できるかも、……ね！」も、とぼけた雰囲気の文章が作品の世界観に合ってるなあとも思いました（苦笑）。
